ふるさとは遠きにありて

ふと頭に浮かんできた詩のタイトルは室生犀星の「小景異情」。

ふるさとは遠きにありて思ふもの そして悲しくうたふもの よしや うらぶれて 異土の乞食となるとても 帰るところにあるまじや

と続きます。
この詩には更に後半があるのですが、この冒頭の言葉は何処にいてもこころに沁みます。

さて、伊勢型紙。久しぶりに裏から和紙を貼り、色を持つ作品に仕上げてみました。

空が高いと感じられる季節になってまいりましたがまだまだ暑い日が続きます。
どうぞご自愛ください。

暮らしのイセカタ。 -Ise Katagami-

てしごと。 伝統と今をちょっとだけ。